三つの善で「三方よし」のおせんべいをめざす
京都 三善製菓所です。
初代である善三郎の名と、商人の理念として受け継がれる「買い手よし、売り手よし、世間よし」の「三方よし」にちなんだ屋号をかかげ、
三善製菓所は京都に小さなお店を出しました。
三方よしの教えは、近江商人中村治兵衛が孫へと遺したものとされ、
「自分の事よりもお客の事を考え、みんなの事を大切にして商売をするように
(たとへ他国へ商内に参り候ても この商内物 この国の人一切の人々 心よく着申され候ようにと 自分の事に思わず 皆人よき様にと思い)」
と書かれています。
手に取ってくださる方のことを想い丁寧に作り上げる京せんべいで、
お祝いの門出に立たれる皆さまが笑顔になり、世の中がすこしでも明るくなってほしい。
そんな願いを込めて、三善はこつこつと京せんべいを焼き続けてまいります。